2015年6月30日火曜日

古着屋タロスにて

少し日があきま


ライブでした。
 
古着屋タロスさんで。


最近、お世話になってます Toshiくんこと、
 
君塚世和 (円人図)くんとTp織田祐介(Tri4th)さんのユニット  

ORI - TOSHI

 





に、JOINさせてもらう形で。
 
1曲だけでもいいので歌わせて。なんて自分からお願いしたのなんて
 
よくよく考えると
 
初めてかも。
 
 
Toshiくんから、間接的にしか聞いていなかったのだけれど
 
古着屋タロス。
 
が、場所が移転してしまう、ということでの
 
最後のライブ。
 

 
初めて訪れたそのお店。
 
まずは、入り口についた瞬間に。
 
なんとも言えない、ええ感じの雰囲気が滲み出る玄関。



 
 
中に入っても。
 
 


 
 
裏口も。
 

 
以前にもちょこっと、blogで書いたけれど
 
 
円人図のvocal 俊太くんと、店長なおいさんとの小さな出会いから
 
 
この素敵な古着屋さんにステージが出来上がり
 
ミュージシャンに多く愛されるステージと
 
素敵なライブが多くここでなされてきたのだろうなっていうのが
 
 
すぐにわかりました。
 
 
いいなあ。
 
 
出演していたミュージシャンの皆さんはみんな
 
素敵な方々ばかり。
 
 
温かくて、各々の素直さが音に出ている方ばかりで
 
 
耳に心地いい感じの音が解き放たれていた感じ。
 
 

 
 

 

 
 
 





 
青猫の皆さん。vocalの川島葵さんは、半端なかったです! 
 

 
さて。話を元に戻し。
 
あまり今まで感じたことのない感情です。
 
 
なんで、初めて会った人や、しかも初めての場所だから、他のミュージシャンや
 
お客さんこそ、思いでもも共有したものもないはずなのに
 
ここまで寂しい気持ちになるんやろうか
 
っていう。
 
惜しいなあ。
 
もっと、遊びにきたかったし、ライブしたかったなあという
 
空間。
 
 


 
 



 
 
あ。
 
それと。店長のなおいさん。素敵な方でした。
 
すごい。
 
39年、1日も休まずに働き続けたんだって。
 
ちょっと、あり得ない。
 
古着屋っていう仕事をずーっと。場所は変えつつも。
 
そこまで、仕事を愛して
 
仕事に愛されて
 
大好きな人と場所と、色んな出会いを重ねながら
 
働いてきた、なおいさん。
 
39年間、ぶっ通しで働いてきたにもかかわらず
 
倒れなかったのが
 
唯一、体調を崩してしまったのが
 
ここ、古着屋タロスの場所が諸事情で
 
使えなくなってしまった事実を知らされたとき。
 
 
僕には、なおいさんのそのときのショックは想像できない。
 
なおいさんの体中から滲み出ている、愛情みたいなもんは

 
本当に温かかった。
 
 
この店にいったら、この人がいるんだってだけでも
 
店に遊びに行きたいなって思えてしまう。
 
 
これって凄い。
 
 
スタッフのなっちゃんもほんまに素敵な方でした。
 
 
お店は9月になったら、新しく場所を移転するそうです。
 
また、そのときは、Blogにも書こう。
 

 

 
思う。
 
別れや、最後って言うのはとても重たいもの。悲しくも寂しくも。
 
 
出会いより、別れの方が、、なんというか、苦しい。
 
 
でも、同時に思う。
 
こうやって、最後をしっかりと刻み込めるということは
 
実はすごく幸福なことなんじゃないか。
 
 
最後の瞬間をみんなで、ありがとうと言い合えるのは
 
ある意味で出会いよりも尊い気もする。

そして同時に。 
 
まあ、矛盾はするのだけれど。
  
 
最後がとても寂しく思うのは
 
それだけ思える相手や、場所が
 
あったということ。それに出会えていたということ。
 
の裏返しでもある。
 
 
ああ。もう少しで。この時間も終わってしまうのか。
 
って思えるのは
 
実はとても
 
素晴らしい人生の醍醐味かもしれへん。

 
そうやって、自分に言い聞かせてみる。
 

 
Toshiくんも、TPの織田さんもほんまに素晴らしいミュージシャンやなあと。
 
気持ちよくあの場所で一緒に、あの時に歌えたこと


財産です。